おすすめ小説「花の大正琴」

hanotaisyougoto

こんにちは

ナルダン楽器、店長の岩田です。

毎朝楽しみにしている朝ドラ「あさが来た」もいよいよ終盤になってきました。
明治の時代背景や新しいことに挑戦するこの時代の人たちの情熱には刺激されますね。

さて、今回はおすすめ小説のご案内させていただきます。
小説「花の大正琴」は
大正琴を発明した人物、森田吾郎の少年期から大正琴誕生までを描いた
事実に基づいたフィクション小説です。

タイトルは大正琴をテーマにしていますが
著者は小橋博史(1922-2000年)という中日新聞の記者の方で
地元の記者ということもあり、明治~大正時代の大須観音界隈を
中心に名古屋の描写が細かく描かれています。

明治中頃の大須は三味線や琴の音が響く名古屋随一の繁華街で
芸奴さんや遊郭などもある大人の社交場でもあったようです。
そんな中で育った森田吾郎は幼い頃から好奇心旺盛で行動力もあり利発。
その好奇心は大人になってからも益々強くなり
国内ばかりでなく海外へと興味も拡がって才能を発揮していったようです。

明治・大正という時代の流れと森田吾郎のアイデアにより
和と洋の文化が見事に融合した大正琴のルーツと彼の楽器発明への
情熱や想いを改めて感じることができます。

個人的には時代背景が今の朝ドラ「あさが来た」と同じような明治中頃から
が描かれているので、小説の情景が想像されやすく楽しいです。
名古屋を舞台にしたドラマはあまりないのでこの小説がドラマ化されたら
ちょっと面白いかもしれませんね。主題歌はもちろん大正琴で・・♪
なんて、、思わず想像が膨らんでしまいますが(笑)
大正琴のことがより好きになるおすすめ小説です。

この本は昭和53年に出版され、残念ながら現在は絶版なっていますが
インターネットで中古販売されていたり
愛知県図書館には現在所蔵されていますのでご興味のある方はぜひ。

花の大正琴|著者:小橋博史 東京新聞出版局

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