こんにちは
大正琴のナルダン楽器、店長の岩田です。
ナルダン楽器のお向かいにある小学校は4月から新校舎に建て替わり
子どもたちの歌声やリコーダーの音色なども賑やかに聞こえるようになってきました。
さて先日は、その地元小学校の5年生の皆さんが訪問。
総合学習授業の一環で地域の企業や工場を見学しながら小学校新聞を制作して
夏休みに行われる地域プログラム全国大会で「地域自慢新聞」を発表するために
ナルダン楽器へ見学と取材にご来店。
>>大正琴はこんな楽器
まずは大正琴はどんな楽器なのかを解説すると
「どうして大正琴って名前がついたんですか?」
「ボタンがついているのにどうして琴っていうんですか?」
などなど早速、するどい質問が飛び交っていました。
続いて工房内ではナルダン楽器の屋号は「鳴弾・なるだん」
弾けば鳴るの意味から由来していることや三代続く楽器メーカーで創業70年、
”大正琴の産声から嫁入り、里帰りまで”が大正琴作りのテーマであることなどを
説明すると熱心にメモをとる児童たちの姿がみられました。
また50以上の作業工程を経て大正琴が出来上がっていくことに
興味津々で記録係の生徒さんは写真を写したり
「おもに、どんなお客さんがいますか?」
などなどお子さんの素朴な疑問や質問はものづくりの原点を見直す良い機会にもなりました。
そして実際に大正琴に触れて頂く体験をしてもらうと
「ピアノより簡単に出来る」「番号で弾くのが面白い」
と誰でも弾きやすい楽器だということを実感していたようでした。
熱心にメモ書きされたレポートからどんな新聞が制作され紹介されるのか楽しみですね。
地元を自慢するお店のひとつとしてナルダン楽器を取材して頂けて光栄です。
ご来店ありがとうございました。