こんにちは
大正琴のナルダン楽器、店長の岩田です。
平成最後の師走を迎えております。
あちらこちらで平成最後の・・と云われますが
やはり元号が新しくなる前の締めくくりとなる節目。
気を引き締めて参りたいと思います。
「名古屋で生まれた・・ロマンの調べ」大正琴をテーマに講演・演奏会♪
さて先日は再開発立て替え計画のため年内でイベントが最後となる中日パレス(中日ビル)にて
地域社会貢献事業として「名古屋で生まれた・・・ロマンの調べ」
をテーマに大正琴の講演と演奏会を行いました。
50年以上にわたり名古屋の中心地にて文化を支えてきたこの中日ビルの有終の美を
”名古屋発祥の楽器 大正琴”をご紹介させて頂く機会を頂きとても感謝しております。
まずは大正琴の誕生から現在に至るまでの歴史を解説しながら
ナルダン楽器創業からものづくりへの思いと今後の取り組みなどを講演致しました。
続いて大正琴の生の音色の魅力を大正琴澄音会と更にミュージックベルsonnetteによるコラボ演奏でご紹介。ステージに華を添えて頂き、講演会の最後にはご来場の皆様と一緒に一足早いクリスマスソングを大合唱し大盛況にて幕を閉じました♪
閉会後も皆様が熱心に楽器に興味を持ってくださり
たくさんのご感想を直接伺うこともできました。その中でも印象的だったのが
「これまでの大正琴のイメージが変わった」というご意見!
これまでどんなイメージを大正琴に持たれていたのかは恐くて聞けませんでしたが^^;
大正琴が誕生して今年で106年。ナルダン楽器も創業から今年で70年を迎えました。
大正、昭和、平成とその時代ごとに流行歌を奏で親しまれてきた大正琴ですが、
来年は元号も変わり新しい時代がやって来ます。
次世代も多くの方々に大正琴が愛され続けるためには
作り手として”ものづくり”への取り組みはもちろんのこと
その魅力の”伝え方”もとても大切なことだと今回改めて実感しました。
これからも精進して参る所存です。
素敵な機会を頂きまして誠にありがとうございました。