春風に吹かれて京都へ

こんにちは

「大正琴のナルダン楽器」店長の岩田です

先週末はシティマラソンで交通規制がかかる名古屋からのがれふらり春風にのって京都へ遠征^^

でもホントの目的は、どうしても観たいLIVEがあったから♪
いつもナルダン楽器のサロンでもBGMで流れている

”LUCA&There is a fox”
彼らのライブ演奏を生で聴けるというまたとない機会にワクワクで京都へ

ライブは夕暮れ時からはじまるので
それまでは少し京都を散策・・季節外れのあたたかさで外もポカポカ陽気
心地良いライブ日和でした。

会場はレトロな雰囲気の講堂。
ステージにはドラムセットとギターとマイク
照明代わりの電球がポツン、ポツンと極めてシンプル。

ライブ直前にメンバーそれぞれが行うチューニングの音、これたまらなく好きです。
そこからどんな音の世界が広がるのかライブ前はいつもワクワクがとまりません。

そして柔らかな空気の中でライブがスタート。

壁一面から会場に響きわたる透明感のあるLUCAさんの歌声と
アコースティックギターの弦を爪弾く繊細な音色

静かに刻まれるドラムのリズムやノイズのように漂うエレキギターの効果音すべてが一体となって
窓から吹き込むやさしい春風とともに空気にとけ込むかのような雰囲気と
どこか西洋の教会にでもいるかのような心地よさ。

まさにGOOD VIBES♪

そしてライブ終盤、すっかり日が暮れて星がでるころアンコールで歌われた
宮沢賢治の”星めぐりの歌”

時間と場所すべてのシチュエーションが融合した
五感が癒やされる素敵なライブでした♪

西洋的レトロな建物 紫明会館(しめいかいかん)

今回素敵なライブの会場となっていた紫明会館

紫明会館は1932年昭和初期に京都府師範学校の同窓会館として建てられた鉄筋コンクリート造三階建の建物。
京都市内でも樹木に囲まれ近くに川が流れている閑静な落ち着いたエリアに佇んでいます。

レトロなアーチ窓にスペイン瓦葺きの玄関、ポーチにはレリーフのようなものが飾られて
アールデコ風な外観がほぼ建設当時のまま残されており素朴ながら西洋的な雰囲気が漂っています。
2015年には国の登録有形文化財にも指定され戦前から築85年以上の歴史を持つ京都のレトロな建物です。

無駄のないシンプルな佇まい。和洋折衷大正ロマン漂うレトロな西洋建築にも京都の侘び寂びが感じられました。

春先の心地良い季節。お出かけも少しずつ・・楽しんでいきたいですね。

ナルダン楽器では大正琴を通して日々に中に癒しと少しのワクワクお届けするお手伝いできればと思います。