澄音サロン ピアノメンテナンス
こんにちは
「大正琴のナルダン楽器」店長の岩田です。
春分をむかえていよいよ春本番!蔓延防止も解除され活動再開ですね。
さてナルダン楽器併設の澄音サロンにあるピアノ。
先日、調律とメンテナンスを行いました。
ピアノ調律は持ち運びができない楽器なので
専門の調律師さんに直接お越し頂いて行ってもらいます。
ピアノ調律の三本柱は調律、整調、整音。
音程を調節する『調律』
鍵盤のタッチを調整する『整調』
音色を整える『整音』
ピアノは88個ある鍵盤それぞれに1~3本の弦が張られ、弦の総数は220本にもなります。
弦1本あたりの張力は約90kg、チューニングピンを回す力加減や音の聴き分け作業は
実に繊細。最終調整は調律師さんの聴力が頼りになります。
調律作業時間も2時間以上に及びますが
緊張感のある繊細な様子は傍でずっと見ていられるほどでした・・
調律後は澄んだ音色で新たにヒノメヲミル
ピアノ調律も年に一回行うことが理想的。
毎日弾いても、それほど弾かなくても調律は季節ごとの気温や湿度によって変わってきます。
これはピアノも大正琴も同じこと。
楽器の調律やメンテナンスは心地良い音楽を奏でるためにはとても大切なことですね。
今回蓋を外してみると”NIPPON GAKKI"のロゴが明記されていてヤマハの前身。
日本楽器は1987年にヤマハに社名を変更しているので、それ以前のピアノ。
推定50年以上前のピアノということが判明しました。
調律後は澄んだ軽やかな音色を奏でてくれています♪また新たにヒノメヲミル^^
来月はサロンでピアノと大正琴LIVEも行われます。
どうぞお楽しみに!
大正琴を通して日々の中に癒しと少しのワクワクお届けするお手伝いできればと思います