縁起を願う冬至

こんにちは

大正琴のナルダン楽器、店長の岩田です。

師走もいよいよ後半。
二十四節気の「冬至」昼の長さがいちばん短く、夜の長さがいちばん長い日となりますね。

冬至は太陽の力が最も弱くなり日照時間も短くなる日ですが冬至を境に再び再生の時
陽の気に向かう折り返し地点と考えられていたようです。

この考えが「一陽来復(いちようらいふく)」というご利益を願うもので冬至には太陽や運気が盛り返すことを願う習わしもいくつかあるようです。

「ん」がつく食べ物を食べる
「ん」には今後良い事が巡って来るという願いが込められています

カボチャを食べる
漢字で書くと「南瓜」音読みでは「なんきん」といい”ん”のつく食べものに由来
また太陽の光をたくさん浴びて育った栄養価の高い食べものであること

柚子湯(ゆず湯)に入る
柚子は実が成長するまでに時間を要するため
「長年の苦労が実るように」という願いも込められているようです

また冬至は太陽の運行に基づいて決められるため世界共通の時期!

例えば日本とは共通点も多い北欧などは
自然を神聖な場所として信仰したり、縁起を願ったり
冬至に「ユール」yule というお祭りもあり日中でも太陽が昇らない現象がおこるので
木の幹を燃やし太陽の復活を祝う儀式も行われるそうなのです。

国は違っても縁起を願う歳時記が行われるというのは面白いですよね。

冬至をむかえると間もなくクリスマス★

さて冬至をむかえると間もなくクリスマス★
厳しい寒さが続く冬も日々の中に楽しさを見つけるお国柄といわれる
北欧はサンタクロース発祥の地とも云われていますね。

「フィンランド・サンタクロース中央郵便局」に手紙を贈ると
なんとサンタクロースから手紙が届くとか・・^^
クリスマスというだけで何だかワクワクしますね。
さて今年はホワイトクリスマス予報・・ぜひおうち時間をゆっくり愉しんでくださいね♬

大正琴を通して日々の中に癒やしと少しのワクワクお届けするお手伝いできればと思います